転職先が合わない場合、1ヵ月で会社を辞めてもいいか迷いませんか?
今回は転職先を1ヵ月で退職した私の体験談をご紹介します。
新しい職場に期待を膨らませて転職したのに、いざ入社してみたら『なんか違う..。』そんな方にオススメの記事です。
この記事では、私が1ヶ月で転職先を辞めるに至った経緯、葛藤、そしてメリット・デメリットについて語っていきます。
転職先が合わなくて1ヵ月で退職した経緯

▼この章で紹介する内容
①1ヵ月で会社を辞める前の状況
②退職を決意した理由
1ヵ月で会社を辞める前の状況
1ヶ月で会社を辞めるという決断は、決して簡単なものではありません。
そこに至るまでには、様々な要因がありました。
私が転職先で悩んでいた理由は大きく分けて「労働条件への不満」と「仕事内容への不満」の2つになります。
具体的には「給与、労働時間、仕事内容」が求人情報と異なっていました。
こんな話があるのか・・。と思いますよね(笑)
入社した私が1番びっくりしました。
退職を決意した理由
求人票に記載されていた仕事内容ではなく、そんな中で残業が多かったため、心身ともに辛かったです。
なぜなら、私にとって「仕事内容」と「労働時間」は、会社で働く上で非常に重要な要素だったからです。
もちろん、会社には様々な事情があることは理解できます。
しかし、私自身のキャリアプランやライフスタイルを考えると、この会社に残る選択肢はありませんでした。

1ヶ月で辞めることへの葛藤

▼私が葛藤していたこと
①周りの目、家族の反応
②自分自身の気持ちの変化
③辞めることへの不安
周りの目、家族の反応
転職経験者からは「1ヶ月で辞めるなんて、もったいない」「もう少し頑張ってみたら?」という声が聞こえてくるかもしれません。
また、転職未経験者からは「そんなに早く辞めるなんて、信じられない」と驚かれることもあるでしょう。
でも、私の家族は違いました!
私が転職してから帰りが遅くなったことや、元気もなくなっていたことに気付いてくれていました。
なので、私が「会社を辞めたい」と相談をした際には「大丈夫だよ、辞めていいんだよ」と声をかけてくれました。
実際、いまの仕事で悩んでいる方は、家族に相談してみてください。
私のように思ってもいなかった返事が返ってくるかもしれません。
自分自身の気持ちの変化
「転職先を1ヶ月で辞めてしまった自分はダメなんじゃないか。」という周りからどう思われるかの気持ちと「早くこの会社から抜け出したい」という私の本当の気持ちがありました。
自分の気持ちと向き合い、正直な気持ちを受け入れることが大切です。
焦らず、時間をかけて、なぜ自分がこのような決断をしたのか、本当にやりたいことは何なのかを考えてみましょう。
辞めることへの不安
辞めることへの不安はとてもありました。
むしろ無かったらメンタル最強ですよね。
実際にお金の心配や今後のキャリアの不安が大きくありました。
しかし、このまま働き続けるのは難しかった状況でしたので、この経験をバネに、自分に合った会社を見つけ、活躍していきたいと思えるようになっていました。

転職先を1ヵ月で辞めた時のメリット・デメリット

▼この章の内容
①1ヶ月で退職した時のメリット
②1ヶ月で退職した時のデメリット
1ヶ月で退職した時のメリット
早期離職でメリットに感じた部分は次の通りです。
メリット
- 時間の節約
- ストレス軽減
- キャリアの再構築
合わない職場に留まることは、時間とエネルギーの無駄です。
1ヶ月で退職を決断することで、貴重な時間を有効活用し、次のキャリアに向けてすぐに動き出すことができます。
例えば、転職活動を始めたり、スキルアップのための学習に時間を費やしたりすることができます。
また、合わない環境での仕事は、心身に大きなストレスを与えます。
私の場合は、1ヶ月で退職したことで、ストレスから解放され、心身ともに健康な状態を取り戻すことができました。
心身が健康であれば、次の仕事に向けて意欲的に取り組むことができます。
さらに、早期に転職活動を再開することで、より自分に合った仕事を見つけることができます。
1ヶ月での退職はキャリアを見つめ直し、本当にやりたいことを見つける良い機会となるでしょう。
1ヶ月で退職した時のデメリット
逆にデメリットに感じた部分もご紹介します。
デメリット
- 周囲の目
- 経済的な不安
- 転職活動への影響
「根性がない」「甘え」といった批判を恐れる気持ちは当然です。
私の家族は違いましたが、家族の反応も気になり、転職経験者からは「もったいない」、未経験者からは「信じられない」といった声が聞こえるかもしれません。
また、退職後の生活費や、次の仕事が見つかるまでの収入源への不安は、大きな負担となります。
特に経済状況が不安定な場合は、その不安は増幅します。
さらに短期間での退職は、転職活動で不利に働く可能性があります。
「定着性がない」と判断されることもあるので、面接では納得できる退職理由を伝える必要があります。
これらのデメリットを理解した上で退職を決意したのなら、自信を持って次のステップに進むべきです。周りの目を気にせず、自分の気持ちに正直になりましょう。

転職先を1ヵ月で辞める時に気を付けること

▼転職先を1ヵ月で辞めるときは下記に気を付けて
①退職の手続きと引き継ぎ
②お世話になった先輩同僚にあいさつ
退職の手続きと引き継ぎ
まずやるべきことは、会社への正式な退職手続きです。
退職の意思が決まったら、直属の上司に退職意思を伝えましょう。
このとき退職日は、会社の規定や就業規則に則って決まりますが、基本的に1ヵ月後になるケースが多いです。
また、口頭だけでなく書面(退職届)で伝えるのが一般的なのでご注意ください。
そして退職が決定したら様々な書類手続きが必要となるので、会社の担当者とやり取りを進めるようにしてください。
最後に退職する上で、最も重要なことの一つが、担当業務の引き継ぎです。
円満な退職を目指すなら、後任者がいるいない関係なしにマニュアルや資料を作成し、業務の流れを可視化することをオススメします。
お世話になった先輩同僚にあいさつ
入社して1ヵ月とはいえ、仕事を教えてくれた先輩の時間を奪っていたのですから、必ず感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
※あいさつは会社への退職届提出後、正式に退職が発表されてから挨拶するのが一般的ですのでご注意を。
転職先を1ヵ月で退職する人へのアドバイス

転職先を1ヵ月で辞めた私の体験談から、退職するなら必ずやってほしいことが1つありますのでご紹介します。
※この章は1分で読めます。
自己分析を徹底的に行う
転職して1ヵ月で辞める原因は会社にあるかもしれません。
しかし、その会社を選んだのは自分です。
今回の早期離職は仕方ないので、次につなげるために今一度自己分析をしてみましょう!
ちなみに私は会社側にも給与面の交渉や待遇の交渉をしたかったので、転職エージェントを使いました。
私のように自分自身で企業に交渉が出来ない方は、転職エージェントの利用を検討してみるのも手段の一つです。

まとめ:転職先を1ヵ月で辞めた体験談

今回は転職先が合わずに1ヵ月で退職した私の体験談を交えて記事を書きました。
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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ぜひ興味がある方は読んでみてください。