会社やバイト先に退職の意思を伝えたら引き止められた!なんて経験ないですか?
辞めたいのに引き止められるってしんどいですよね。。
上司や人事から引き止められても退職する方法をご紹介します。
- 辞めたいのに引き止められてしんどい人
- 引き止められても退職する方法を知りたい人
- これから退職の意思を上司や人事に伝える人
退職の引き止めがしんどい人必見

勇気を出して会社を辞める連絡をしたのに、引き止められたら面倒だし、しんどいですよね。
実際に私も何度も引き止められた経験がありますので、体験談を交えて引き止めに合う理由をご紹介します。
▼この章で紹介する内容
①引き止めでしんどいと感じた私の体験談
②会社が退職を引き止める理由
③会社が退職を引き止める際にすること
引き止めでしんどいと感じた私の体験談
私が経験した引き止めは、会社を辞める連絡をした後に、何度も面談を実施したり、会食を何回もしていました。
面談と言っても私の場合は「本部長・部長・係長・人事」の4方向からありとあらゆる手で引き止められていました。
嬉しかったけれど、しんどかった..
上のレイヤーが私に対して、時間を使ってくれるのは嬉しかった。
しかし、引き止める時間も長く長期戦でしんどかったです。
この記事を読んでいる方も同じような心境だと思います。
会社が退職を引き止める理由
基本的に会社が退職を引き止める理由としては次の通りです。
- 会社も採用にコストがかかる
- 優秀な人材は残しておきたい
- 部下の退職は上司の評価に悪影響
※私が優秀な人材ということではありません(笑)
会社側としては、新しく1人採用するより、退職する人を引き止めたほうがコストを抑えられる。
実際に1人採用するのに、約80~100万円程度の費用がかかるので、気持ちは分かりますよね。
会社が退職を引き止める際にすること
会社は「本部長、部長、係長、人事」など様々な人間を使い退職させないように対策を打ちます。
具体的には次の通りです。
本部長は労働環境の悩みやチームの不満をヒアリングして対策を考える。
部長は係長への不満や改善できるところを一緒に解決しようとする。
係長は「君と一緒に働きたい」「○○サービスを一緒に作りたい」「次のプロジェクトを任せたい」など熱い言葉をかけてくる。
人事は会社全体の悩みやプライベートの悩み、仕事へのやりがい、会社を辞めたいのか業務が嫌なのかを聞いてくる。
それぞれでヒアリングした内容を元に対策を考え、退職希望者へ提案してくるようなイメージです。
なんかお客さんになった気分ですよね..
こんなにも多くの人が私のために時間を使ってくれているんだと思って、会社を辞めることを辞めた時もありました。
しかし、嬉しい感情は一時的なもので、結局遅かれ早かれ会社を辞めることになるでしょう。
キャリアアップを目指したい方や別業界へチャレンジしたい方、精神的に辛い方は退職の意思を堅めて上長に連絡をするようにしましょう。

スムーズに退職をする方法

▼スムーズに退職をするコツ
①退職に関する法律を知ろう
②スムーズに会社を辞めるコツ
③優柔不断には絶対になるな
退職に関する法律を知ろう
そもそも私たちには「自由に退職をする権利」があります。これは私が作った言葉ではなく、労働法にしっかりと明記されています。
第六百二十七条
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
上記により会社が「絶対に辞めさせない!」や「無理やり引き止める行為」は違法になります。
法律上2週間前の連絡ですが、基本1~3ヵ月前くらいには退職の意志伝えることをオススメします。
スムーズに会社を辞めるコツ
スムーズに退職をしたい方は、最低限下記の4個を用意しましょう。
- 退職日と最終出社日を決める
- 退職理由をポジティブなことにする
- 退職日の1~3ヵ月前に連絡をする※1
- 業務内容の資料を作成する※2
※1:就業規則にある期間を守りましょう
※2:退職の意思を伝えてからでも問題ない
特に②に関しては、会社の不満を言ってしまうと引き止められたり、退職が決定した後に嫌な雰囲気になる可能性があります。
会社を辞めるといっても円満に退職をしたいですよね。なので最低限上記は守りましょう!

優柔不断には絶対になるな
そして引き止められて「優柔不断」な場合は、会社もドンドン引き止めをしてきます。
会社からすると「あれ?引き止められそうだな」と思うので、本当に会社を辞めたい場合は、どんな言葉をかけられても「揺るぎない意志」を持つようにしてください。
どうしても会社が退職拒否をする場合

ここまで法律の話しや、会社をスムーズ退職する方法について解説しましたが、「上司のハラスメントが怖くて退職できない」や「ブラック企業で退職させてくれない」などもありますよね。
そんな常識が通じない会社についての対応策もご紹介します。
上司が怖くて勇気が出せない時の対処法
結論から言うと「労働基準監督署に相談」または「退職代行を利用する」方法です。
会社が退職を拒否することは違法ですが、常識が通じない会社もあると思います。その場合は労基へ相談するのも手段の一つです。
さらに今は退職代行というサービスもあります。このサービスを使えば会社を辞めることができます。
実は、私も退職代行を使った一人です。
使った感想は下記の記事で記載していますので、気になる方はご覧ください。

まとめ

退職を引き止められると長期戦になりしんどいですよね。
基本的には引き止められても退職の意思が堅い場合は、会社を辞めることができます。
これは法律上、会社が退職を拒否する権限なんて無いからです。
それでもハラスメントがあり、会社が退職を認めない場合は労働基準監督署に相談するか、退職代行を使う方法もあります。
あなたの人生は会社のモノではなく、あなたのモノです。後悔しないようにしっかりと考え行動してください。
この記事はこれで以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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