職場には、なぜか仕事ができないのにプライドが高い「無能なおっさん」っていますよね。
人の意見を聞かず、自分のやり方に固執し、ミスを指摘されると逆ギレ。
周りは呆れているのに、本人はまったく気づいていないことも。
なぜ「無能ほどプライドが高い」のか?
その心理や特徴を探りながら、職場での対処法を考えていきます。無駄にストレスをためないためにも、うまく付き合うコツを押さえておきましょう。
- 無能なのにプライドが高い人に困っている人
- イライラを通り過ぎて呆れてしまいそうな人
なぜ無能な人ほどプライドが高いのか?

職場で「大した実力もないのに妙にプライドが高い人」に出会ったことはありませんか?
こういう人ほど他人の意見を聞かず、自分のやり方を押し付けたり、ミスを認めなかったりしますよね。
なぜ無能な人ほどプライドが高くなってしまうのでしょうか?
その背景にある「自己評価のズレ」と「心理的な要因」について解説します。
自己評価と現実のギャップ
無能な人ほどプライドが高くなる大きな理由の一つが、「自己評価のズレ」です。
自分の能力を正しく把握できておらず、実際よりも「自分は優秀だ」と思い込んでいるのです。
「できるつもり」になっている
無知な人ほど、自分の無知に気づけないという心理現象です。基礎的な知識が欠けているため、自分が何を知らないかも分からず、「自分は十分できている」と錯覚します。
過去の成功体験にしがみつく
昔うまくいった方法や経験を引きずり、「このやり方が正しい」と頑なに信じ込みます。しかし、時代や環境は変わっており、以前のやり方が通用しないことに気づきません。
周囲の評価を聞き入れない
自分が有能だと信じ込んでいるため、他人からのアドバイスやフィードバックを受け入れません。むしろ「自分を否定された」と感じ、逆ギレすることもあります。
プライドが高くなる心理的要因
では、なぜ「自分は優秀だ」と思い込み、頑なな態度をとってしまうのでしょうか?
その裏には、いくつかの心理的要因があります。
劣等感の裏返し
本当は「自分の能力に自信がない」からこそ、プライドを高く保つことで自分を守ろうとします。人前では強がって見せますが、内心は不安でいっぱい。だからこそ、ちょっとした指摘にも過剰に反応しがちです。
年齢や立場によるプライド
特に年配の人は、「年下に教わるのは恥ずかしい」「間違いを認めたくない」と考え、素直に学ぶことができません。その結果、間違いを指摘されるたびに防衛的になり、さらに頑固になってしまいます。
「無能」と思われたくない焦り
プライドが高い人ほど、「自分は仕事ができる」と強く願います。しかし、実力が伴わないため、そのギャップを隠すために虚勢を張るのです。その結果、「自分はすごい」と誇張したり、「俺の時代は…」と過去の話を持ち出したりするのが特徴です。
職場でも日常生活でも無能な人に共通すること
職場関係なく、有能な人は「素直」な人です。
間違えていたら非を認めるし、成長意欲があれば意見をインプットし、自分自身の言葉や考え方でアウトプットします。
逆に無能でプライドが高い人ほど「素直」になれないのが共通します。
無能な人ほどプライドが高いのは、「自己評価のズレ」と「心理的な防衛本能」によるものです。本当は自信がないからこそ、虚勢を張り、他人の意見を聞き入れなくなってしまう。

プライドが高い無能なおっさんの特徴

職場にいる「プライドだけは高いのに、仕事ができないおっさん」
彼らの言動にイライラした経験はありませんか?
こうした人たちは、頑固でミスを認めず、周囲に迷惑をかけます。
ここでは、そんな「プライドが高い無能なおっさん」の典型的な特徴を紹介します。
自分のやり方が絶対と思い込む
「昔からこうやってきたんだから、これが正しい」と時代遅れの手法に固執をします。
確かに昔は正しかったかもしれませんが、時代は変化するものです。
売上UPや自己成長の意欲を無くし、効率の悪い方法を改善しようと考えないのは、「組織のがん」になる可能性が高い。
ミスを認めず言い訳が多い
自分のミスを指摘されると、「俺の責任じゃない」「あいつが見落としたからだ」など言ってきます。
また、「聞いてなかった」などと言い訳をする人もいますよね。
プライドが高い無能なおっさんは、自分の間違いを認めることを極端に嫌がります。どんななミスでも言い訳を並べて正当化しようとします。
アドバイスをすると逆ギレする
改善点を指摘すると、「うるさい!」「新人のくせに」と感情的になりますよね。
本来、成長するためには周囲の意見を素直に受け入れることが大切ですが、プライドが高い人はそれができません。
特に、自分より若い世代から指摘を受けると、プライドが傷つくため、逆ギレしてしまうのです。
プライドが高い無能なおっさんは、「自分が正しい」という思い込みが強く、ミスを認めず、アドバイスにも反発するのが特徴です。
プライドが高い無能なおっさんにムカつく理由

職場にいるプライドが高い無能なおっさんにイライラしますよね。
本人は「出来ているつもり」でも、実際は周囲に迷惑をかけることが多く、ストレスの原因になります。
ここでは、そんなおっさんにムカつく具体的な理由を紹介します。
自分のミスを認めない&責任転嫁
無能な人ほど「昔はこうだった」「これは俺が悪くない」など、自己保身が最優先となる傾向があるので、周囲の人間にストレスが溜まります。
これでは、職場の雰囲気が悪くなり、周囲のモチベーションも下がる原因になります。
無能な人の仕事のしわ寄せ
無能なおっさんのせいで、本来やるべきでない仕事がこちらに回ってくることが一番のストレスです。
特に厄介なのは、「仕事をしている風」な態度を取ること。
周りがカバーしているおかげで仕事が回っているのに、「俺がいないとダメだろ?」という勘違い発言をされると、怒りを通り越して呆れてしまいますよね。
プライドが高い無能なおっさんは、「責任逃れ」「仕事の丸投げ」「無駄なプライド」の三拍子が揃っています。彼らに振り回されるとストレスが溜まるばかりなので、適度な距離を取りつつ、冷静に対処するのが賢明です。

プライドが高く仕事ができない無能なおっさんの対処法

無能なのにプライドが高いおっさんや後輩に、正論をぶつけても状況が悪化するだけです。
では、どう対処すればいいのでしょうか?
ここでは、ストレスを減らしつつ上手に対応する方法を紹介します。
正面からぶつからず距離を取る
無能なおっさんはプライドが高いため、意見を否定されると感情的になりがちです。
無理に説得しようとしても時間の無駄になるので、できるだけ距離を取るのが最も楽な対処法です。
どうしても関わる必要がある場合は、「指摘」ではなく「提案」の形にすると、相手のプライドを傷つけにくくなります。
うまくおだてて動かす
プライドが高い人は、おだてに弱い傾向があります。
「俺はすごい」と思わせておけば、余計なトラブルを回避しつつ、動いてくれる可能性が上がります。
ポイントは、過剰に褒めすぎず、あくまで「頼る」スタンスで接すること。
おっさん本人に「仕事をやらされている」と思わせず、「頼られている」と思わせるのがコツです。
上司や第三者を巻き込む
無能なおっさんとのやり取りに疲弊しないためには、一人で抱え込まず周囲の力を借りることも大切です。
上司に状況を伝えることで、適切な対応を取ってもらえる可能性もありますし、同僚と共通認識を持つことで対処がしやすくなります。
「この人、やっぱり厄介だよね」と共有できるだけでも、ストレスはかなり軽減されるはずです。
プライドが高い無能なおっさんに対しては、無理に正面からぶつからず、距離を取りつつ、うまくコントロールすることが重要です。無駄なストレスを溜めないよう、賢く対処していきましょう。
まとめ

職場では「プライドが高い人ほど無能」な傾向があります。無能な後輩やおっさんとの関わり方には、細心の注意が必要です。
彼らに直面したとき、感情的に反応しても状況は改善されません。むしろ、冷静に距離を取り、うまくおだてながら仕事を進めることが、最も効果的な対処法となります。
さらに、上司や第三者の力を借りることで、個人の負担を減らし、職場のストレスを軽減できます。
無駄に衝突を避け、自分のストレスを減らしつつ、うまく対応していくことが大切です。
これにより、無能なおっさんとの付き合いが少しでも楽になり、仕事の進行がスムーズになることでしょう。
この記事は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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