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仕事が多すぎて潰れそう。仕事量がどんどん増えて社員が潰れる最悪な状況

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このような状況に追い込まれていませんか?

「仕事が多すぎて辛い」
「毎日残業、休日も仕事で疲れる」
「やるべき業務が山積みで終わりが見えない」

仕事量が増え続け、社員が次々と潰れていく職場では、人手不足や社員の未来を閉ざす可能性があります。

この記事では、実際に潰れそうになった体験談や辛い状況を変える対策をご紹介します。

この記事のポイント
  • 仕事が多すぎて潰れる前に対策を打つ
  • トレードオフの考えは超重要

仕事が多すぎてキャパオーバー。潰れるとどうなる?

仕事量が多すぎて限界を超えると、心身に大きな影響を与えます。最初は「頑張ってみよう」と続けても、精神的に限界を迎えることも。

まずは、限界に近い状態で働き続けたらどうなるのか見ていきましょう。

休日返上で無限に仕事をする最悪な生活

「休日くらい休みたい」と思っても、終わっていない業務の対応で気づけば仕事漬け..。

休みの日もパソコンを開き、資料の作成や業務に追われて、仕事とプライベートの境目がわからなくなる。

最悪の場合、休日はサービス残業になることも。

この現状を抜け出すためには、仕事量を減らす工夫をしなければなりません。
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自信を無くして「自分が嫌い」になる

仕事が多すぎて休日も働いていると、「何のために働いているのか」わからなくなります。また、休みを取らないことで「パフォーマンス」が下がり、ミスが増えることも。

そんな状況が続くと、「自分はダメだ」などネガティブな思考になる可能性もあり、自信を無くすことに繋がります。

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仕事が多すぎて潰れる原因とは?

仕事量が増えすぎて潰れる原因は、「頑張りが足りない」や「甘え」ではなく、労働環境や働き方が大きく影響していることがほとんどです。

ここでは、仕事が多すぎて潰れやすい原因を紹介します。

仕事量が多くて潰れる原因4選
  1. 人手不足
  2. 健康面の問題
  3. 上司の能力不足
  4. 仕事を覚えたら「追加で新しい仕事」の無限ループ

人手不足

職場の人員が足りていないと、当然1人あたりの仕事量はどんどん増えます。本来2~3人で分担する業務でも、人員不足のため1人で対応しなければなりません。

業務改善によって、「2人分のリソースを削れた」などであれば素晴らしいですが、ただ単に1人が時間を使って対応する場合は、当然キャパオーバーになります。

また、人手不足の中、踏ん張っている社員が限界を迎えて退職するケースも多い。

結果として、負のスパイラルに陥ります。

健康面の問題

仕事が多すぎて残業が続き、休日も働いていると健康を損なうリスクが高い。

長時間労働は「睡眠不足」や「慢性的な疲労」の原因になり、集中力が下がる可能性も高いでしょう。

結果として、ミスが増え「ミスの対応で仕事が増える」ことに繋がります。

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上司の能力不足

上司のマネジメント能力が低いと、仕事の分担が適切に行われないことも。

具体的には、特定の人に業務が集中したり、新人に無茶な仕事量を与える原因になります。

もし、「残業をしている人」と「残業をしていない人」が明らかであれば、部下のキャパシティを把握していない上司の可能性もあるので、部署移動や転職を検討するのも選択肢の一つでしょう。

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仕事を覚えたら「追加で新しい仕事」の無限ループ

仕事を覚えたら新しい仕事が次々と追加される..という経験はありませんか?

これの背景は次の通りです。

「仕事ができる人にどんどん仕事が回ってくる」
「人手不足だから上の仕事を降ろす」

しかし、実際に仕事を追加される人の気持ちになると、新しい仕事を覚えても「また追加されるんじゃないか」と絶望的な気持ちになりますよね。

この無限ループから抜け出すには、「仕事を抱えすぎない」意識を持つことが重要。

適切に断ることや、仕事の優先順位を明確にするなど、自分を守るための戦略が必要です。

仕事が多すぎて潰れそうになった体験談

私が勤めていた会社では、人手不足や業務の属人化が進んでいて、一部の社員に負担が集中していました。

業務が集中する社員は残業が常態化し、休日も返上で働くような生活..。

会社はこのような状況を変えるべく、人材の採用や業務の効率化を取り組みましたが、結果としては上手くいきませんでした。

その理由は、新人育成や業務効率をする時間がないから。

しかし、いま振り返ると「時間がない」というのは、自分のスキル不足で言い訳でしかないことに気が付きました。

私みたいな「プレイングマネージャー」は潰れる

プレイヤーとして結果を残していた私は「プレイングマネージャー」になりました。

※プレイングマネージャーとは、「現場の仕事」と「チームのマネジメント」をする人。

一見、やりがいのあるポジションですが、実際は「部下のフォロー」「業務調整」「現場の仕事」全てをやらなければならないので、時間がいくらあっても足りなかった。

仕事が増えすぎてキャパオーバー寸前でも、上司からの要求と部下のサポートをしなければなりません。

このような状況で働き続け、心身ともに疲弊していました。

しかし、いま過去の私を振り返ると「仕事を断れなかった」「何でも自分でやろうとしていた」「周りを巻き込む力が無かった」のが原因です。

これに気付けて、かつての部下には悪いことをしたと反省しています。

皆さんは、私と同じ状況に陥らないために適切な対処法を今のうちに身に着けてください。

仕事が増えすぎて潰れそうな時の対処法

仕事量が増えすぎて「もう限界..潰れそう」と感じる場合の対処法をご紹介します。

無理を働き続ける前に、冷静に対策を考えることが大切です。

初めに仕事が追いつかない原因を明確にする

まずは、「なぜ仕事が終わらないのか?」を整理しましょう。

例えば、「そもそも業務量が多すぎる」「仕事の進め方に問題がある」「自分ひとりで抱え込んでいる」など。

原因を明確にすることで、適切な対策を講じることができます。

断ることも重要な仕事

「頼まれた仕事を断れない」ことが、キャパオーバーの原因になっている人は多いです。

今の仕事量のまま「新しい仕事を追加」してしまうと、確実に労働時間が増えてしまいます。

また、「できます」「わかりました」で新しい仕事を受けて、結局できない場合やミスが増えるケースの方が最悪です。

もし、現状の仕事量でキャパオーバー寸前の場合は、「NO」とはっきり伝える勇気を持ちましょう。

タスクの優先順位を決める

多くの業務をこなす場合、何から対応すべきか分からなくなりますよね。そんな時は、タスクの優先順位を決めてください。

私がやっている優先順位の決め方は、「最優先でやるべきもの」「誰かに任せる仕事」「計画的に進める業務」「後回し」で決めています。

優先順位を決めることで「無駄な時間を削れる」と私は感じており、ぜひ皆さんもやってみてほしいです。

先輩や同僚など、周りを巻き込む

仕事は必ずしも「自分でやらなければならない」わけではない。

責任感が強い人は、誰かにタスクを任せることで「ミスするんじゃないか」や「自分でやった方が早い」と感じるかもしれません。

「自分のタスクは自分でやる」精神は素晴らしいですが、誰かに任せるスキルが無いと仕事の限界値が近くなります。

また、1人で抱え込むより、周りに協力を求めた方がうまく回ることも多いです。

周りを巻き込むことで、自分の負担を減らせるだけでなく、チーム全体の効率を上げることもできるので、ぜひ試してみてください。

業務量が多すぎる旨を上司に相談

シンプルに業務量が多い場合は、上司に相談をしましょう。

ただし、感情的に「仕事量が多い!」「無理!」と相談するのではなく、「現状」と「可能な未来」で提案してください。

上司に相談する際の例を見ていきましょう。

もう既に業務量が多い場合

現状AとBとCの業務を対応しており、1日○○時間の工数がかかっています。特にBの○○箇所で時間を使っている状態です。対策としては■■や▲▲をしましたが、××が原因で改善できな状況なので、「Bを誰かに任せる」または「AとCの業務を任せる」ことは可能ですか?

新しい仕事を振られた場合

今の労働時間200時間でAとBの業務に月のリソースを80%(160時間)使っています。新しい業務は月に○○時間を想定しているので、このままでは労働時間が○○時間になります。「AかBの業務を誰かに任せる」ことで新しい業務に入ることができます。

最終手段として転職を考える

キャパシティを把握していない上司だと業務量の改善がされない場合があります。

「何度も相談しても変わらない」「長時間労働が常態化している」「体調を崩している」などの場合は、転職を検討するのも手段の一つです。

今は体力があって働けるかもしれませんが、年を取ると体力がなくなるので、長時間労働が辛くなります。

もし転職を検討する際は、非公開求人も多い「転職エージェント」を上手く利用してみてください。

ただし、世の中には、強みや特徴が違う転職エージェントが多く存在します。自分に合った転職エージェントを探したい方は、「転職エージェントマッチングサービス」をご利用してみてください。

仕事が多すぎて辛い時に救われた考え方

ここでは、仕事が多すぎて辛いときに「私が救われた考え方」についてご紹介します。

また、働いていくうえで「必要な考え方」なので、ぜひご覧ください。

結論「戦略的なトレードオフ」が重要

トレードオフ」とは、新しく何かをする際に、何かを捨てることです。

今回で例えると、「新しい業務を追加するなら、いま対応している業務を無くす」こと。

また、事業や組織を伸ばすための「本質」を理解し、業務の優先順で「何をやる」「何をやらない」と決めることが重要なのです。

ちょっと怪しいビジネスの人みたいになりますが、「サッカー選手を目指しているのに、野球の練習を頑張る人」は本質から外れていますよね。

もう少し深い話をすると、トレードオフで「得られるもの」と「無くすもの」を考えなければなりません。

例えば、「労働時間を増やして給料を増やす」か「労働時間を減らして給料も減る」など、トレードオフの考えで代償が伴うのです。

私が20代でトレードオフの重要性に気づけたのは「エッセンシャル思考(最少の時間で成果を最大にする)」という本のおかげです。

全てのビジネスパーソンに必要な知識なので、ぜひ気になる方はチェックしてください。

まとめ

今回は、仕事は多すぎて潰れそうになる原因や対策についてご紹介しました。体験談でも紹介した通り、私も実際に仕事量が多くて辛かった人間の一人です。

「無限に仕事を追加される恐怖」「仕事が増えすぎてキャパオーバー寸前」など、今のあなたにあった対策が、この記事で見つかっていると嬉しいです。

この記事は以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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