最初は素直だったのに、慣れてきたら態度が変わり指示を聞かない。挙句の果て敬語を使わず上から目線..。
こんな後輩をもった先輩は、日々イライラしているでしょう。注意をしても聞かないし、強く言うと「パワハラだ」なんて言われないか心配になったり..。
この状態を放置すると、あなたのストレスは溜まる一方です。
さらに、周りにも悪影響を与え、職場の雰囲気が悪くなります。
そんな厄介な後輩への特徴や対策についてご紹介します。
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私の職場にいた「なめた態度で調子に乗っている後輩」

「いやいや、お前後輩だよな?」
私の職場には、一見普通の後輩だけど、徐々に調子に乗って「なめた態度」を取るようになった人がいました。
最初は礼儀正しかったのに、業務や職場に慣れてくると「敬語を使わない」「注意されると顔に出す」など、挙句の果てに「なんでコレ俺がやらなきゃいけないんすか?」と言われる始末..。
さらに、業務中にYouTubeを見ていたり、ネットで物件探しをしていたり。
私や上司から注意してもどこか軽く見ているような態度。
その後輩が「社会人1年目」ということもあり、このままでは後輩に悪い癖がついてしまうと思い、必死に向き合い試行錯誤をしました。
調子に乗っていた後輩はどうなったか
厄介な後輩に対して次のような向き合い方をしました。
「何がしたいんだ?」
「何を求めているんだ?」
「こいつが本当に考えているコトってなんだ?」
さまざまな対策を試した結果、生意気なところはありましたが、後輩は仕事でも成果を出すことができました。
もちろん、業務中にYouTubeを見なくなりましたし、仕事に対しても前向きになってくれた。
後輩の変化を見ているうちに、多少言葉が生意気でも可愛く思え、気づけばストレスも減っていましたね。
そんな経験をした私が調子に乗っているの後輩の「特徴」と「対策」についてご紹介します。

なめた態度で調子に乗っている後輩の特徴6選

職場で「なめた態度」の後輩の特徴を6つ集めました。
あなたの後輩にも当てはまるかチェックしてみてください。
- ビックマウス
- 素直じゃない
- 時間を守らない
- なぜか謝れない
- 部活または学生感覚
- とにかく態度がでかい
ビックマウス
大した実績もないのに、自信満々な発言ばかりする後輩は多いですよね。
具体的には、「俺だったらこうするのに」「この仕事簡単すぎ」「コレ俺じゃなくてもデキルっすよね?」などの発言。
実際に仕事をやらせたら「あの、これどうするんすか?」というような様子..。
素直じゃない
アドバイスや指摘を素直に受け入れず、すぐ言い訳をするタイプも多いです。
皆さんも「でも」「いや、それは..」が口癖の後輩に悩んだことはありますよね。
さらに、仕事の進め方も我流でミスをしたり。
時間を守らない
遅刻や締め切りを守らないのに、悪びれない後輩も要注意。
後輩に限らず「すみません、寝坊しました」「まだやっていないです」と時間を守らない人は仕事ができません。
なぜか謝れない
明らかに自分が悪い場面でも、なぜか素直に謝れない後輩は多いですよね。
「まあ、しょうがないですよね」と開き直ったり、「○○さんも悪いんじゃないですか?」と責任転嫁したり..。
無駄なプライドの高さが、余計に周りをイラつかせますよね。
部活または学生感覚
会社をまるで部活や学校の延長のように捉えている後輩もいます。
職場の先輩を「部活で仲の良い先輩」のように扱い、タメ口まじりで話したり、責任感が無くノリで仕事をする。
「会社は学校じゃねぇんだよ」って本気で言いたくなりますよね..。
とにかく態度がでかい
先輩や上司に対してもタメ口で話したり、なぜか仕事を選り好みする後輩はとても厄介です。
態度がでかいので「こんな簡単な業務○○さんがやってくださいよ」や「こんな業務するために入社していない」など発言で、職場の雰囲気を悪くする原因になります。

後輩のなめた態度は「自分だけ」か「周りも」か

後輩の態度が気になるとき、まず確認したいのは「なめた態度を取られているのが自分だけなのか、それとも周りの人もか」という点です。
もし周囲にも同じような態度であれば、元々そういう性格なのかもしれません。
しかし、自分だけに態度が違う場合は、あなたが完全になめらています。
自分だけの場合は「危機感を持とう」
後輩があなたにだけに「なめた態度」を取っているなら、それは後輩にとってあなたが「舐めても問題ない相手」になっている証拠です。
普通にイライラしますよね?
でも、これは「あたなが後輩に対して優しくしすぎた」ことが原因かもしれません。
何にせよ適切な対策を講じていく必要があります。
イライラする後輩に「やってはいけない」対応

なめた態度で調子に乗っている後輩への対策を考える前に、「やってはいけないコト」をご紹介します。
- 対策を考えずにスグ諦める
- 感情的になる
対策を考えずにスグ諦める
対策を講じないまま「どうせ言っても無駄だし」と、後輩を放置するのはやめてください。
確かに、注意しても変わらないかもしれません。
しかし、何もしなければ現状は変わらず、あなたのストレスが溜まるだけです。
放置するくらいなら会社全体の問題として、適切な対応を取る方が良いです。
感情的になる
なめた態度の後輩イライラして、つい強い口調で怒ったり、感情的に注意したりしてしまうこともあるかもしれません。
あなたが感情的になってしまうと相手は素直に受け入れないですし、あなたと後輩が同レベルになってしまいます。
まずは冷静に考え、相手に「このままではマズイ」と危機感を持たせつ事が重要です。
なめた態度で調子に乗っている後輩への対策4選

後輩の態度が気になったとき、すぐに怒ったり突き放したりするのは逆効果です。
相手の心理を理解し、冷静に対応することが重要。
以下の方法を試してみましょう。
- はじめに「なめた態度をする本質」を考える
- 相手とのコミュニケーションを密にする
- 「否定はしない」けど「肯定もしない」
- 言葉ではなく結果で見せる
はじめに「なめた態度をする本質」を考える
なぜ、「後輩がなめた態度を取るのか?」を考えることが、対策の第一歩です。
私が体験したことで正解だと感じている「なめた態度の後輩の心理」はこうです。
後輩の特徴 | 心理 | 対策 |
タメ口で話す | 「早く仲良くなりたい」 | コミュニケーションを取る |
「この人は大丈夫だろ」 | 距離を置く | |
謝らない | 「否定されたくない」 | yes but法を使う |
「なぜか素直になれない」 | yes but法を使う | |
仕事を選り好みする | 「早くスキルを身につけたい」 | 小さな結果を積み重ねる |
「仕事ができると思われたい」 | 小さな結果を積み重ねる | |
責任感が無い | 「なんか面倒だな」 | タスクの細分化をする |
「先輩と一緒にやるから大丈夫だ」 | 明確な指示出し | |
素直じゃない | 「なぜわかってくれない?」 | できた時に褒める |
「自分のことを否定されたくない」 | yes but法を使う |
こうした背景を想定し、相手との接し方を日々工夫することで「あ、このやり方があたっているかも」と気づく瞬間があると思います。
もし、それでも改善の余地がない場合は「諦め」も必要です。
後輩とのコミュニケーションを密にする
イメージが悪い後輩と話す際、あなたは顔に出ていませんか?
また、「相手からの報連相待ち」や「相手のモチベーションはどこか」、「何が好きで何が嫌いか」など、意識的にコミュニケーションを取れていますか?
相手との距離が縮まると、自然と態度が変わることもあります。
ただし、距離感を間違えると「友達感覚」になる可能性もあるので注意が必要です。
「否定はしない」けど「肯定もしない」
なめた態度を取る後輩の発言に対して、頭ごなしに否定すると反発を招き、過度に肯定するとつけあがることになります。
なので、相手の意見に対して「いや」や「違う」などから入らず、「確かにそういう面もあるね。ただ、この方が仕事はスムーズだよ。」のように柔らかい表現を使う工夫をしましょう。
また、相手の考え方が間違えている場合は、なぜその方向性になったのかを確認することも効果的なので、ぜひお試しください。
言葉ではなく結果で見せる※個人的にオススメ
後輩の態度がなめている場合は、言葉ではなく「仕事の結果」で差を見せることも効果的です。
後輩は自分のレベルもわかりませんし、あなたのレベルもわかっていません。
まずは、あなたのレベルを見せつけることが重要です。
例えば、後輩が対応している業務を圧倒的なスピードでこなす、商談を獲得するなど。
やり方はいくらでもありますので、ぜひ「後輩とのレベルの差」を見せつけてください。

それでも後輩がなめた態度で調子に乗っている場合

もう数えきれないほど、試行錯誤して対策を打っても改善の余地がない場合は、独断で放置せずに「上司に相談」をしてください。
人には向き不向きがあるので、その後輩は「今の部署があっていない」可能性があります。
上司に相談することで「会社として適切な対応」をする可能性が高いでしょう。
最終段階にできる対策は下記の記事を参考にしてください。

まとめ

今回は、職場で調子に乗っている後輩の心理や対策について解説しました。
私も仕事で「なめた態度の後輩」の育成をしていましたが、本当にイライラしますし、疲れますよね。
あなたが諦めることで、後輩は変わらずストレスが溜まる一方です。
まずは、冷静に対策案を考えて実行していく「終わりが見えない努力」を続けて見ましょう。
どうしても後輩の態度が変わらない場合は、上司や人事を巻き込み、会社としての対策を打ってもらいましょう。
私の転職に対する考えが変わった1冊の本を置いておきます。
オリエンタルラジオ中田敦彦さんも絶賛した、LinkedIn日本トップの村上さんの「転職2.0」になります。
ぜひ興味がある方は読んでみてください。